先日、J's GOALを観ていたら「J1浦和 クラブ史上初の赤字転落へ」というタイトルで、今シーズンの凋落ぶりが触れられていました。確かに最近の浦和は弱いし、マイナスイメージですね。フィンケ時代はもちろんの事、その前からですね。今夜、クラブW杯決勝が開催されますが、確か浦和は3強に入りましたよね。あの栄光はいずこへ・・・という感じです。以下、抜粋して紹介。

J1浦和は、今シーズンは1シーズン制になった'05年以降で最低の10位。ホーム・埼スタでの平均観客動員数は前年比約4,200人減など大幅な減収となり、約3億円の赤字になるそうです。この2年間で、成績不振とクラブ財政も振るわない厳しい年になりました。
浦和は、筆頭株主の三菱自工との損失補てん契約を解除した'05年以降も着実に利益を生み出しており、'07年には最高売上の約79億円を記録。主な原因は入場料収入の減少とグッズ販売の不振だとか。今シーズンの平均観客動員数も39,941人と大幅ダウン。
フィンケ体制の2年間は、去年6位、今年10位と低迷。同時に、収支のみを重視する橋本社長のもと、監督が求めるがままにスター選手を次々に放出するなどリストラ策を敢行。選手への投資を怠った結果、クラブは活力を失い、チームは弱体化し、人気凋落、そして収入が激減する“デフレスパイラル”に陥り、採算割れに追い込まれたとしています。報道では、経営不振について橋本社長は「リーマンショックの影響が遅れてきている」とピントはずれの理由を挙げるが、経営責任は免れないとされています。
記事によると、J1浦和は資本金が1億6千万円しかなく、来シーズンも約3億円の赤字を計上すれば、剰余金と合わせて5億7,400万円の純資産は解けてしまい、累積赤字がこれを上回ると、債務超過となる可能性があるとしています。来シーズンの強化費が削減されるのは確実で、資金不足でストップしている事業もあるとか。
J's goal該当記事:http://www.jsgoal.jp/media/hochi/00026611.html
この記事では、「収支のみを重視する」役員が、選手への投資を怠った結果、クラブは活力を失い、デフレスパイラルに陥ったとしています。この収支、売上史上主義でファンや地域の声を軽視する姿勢というのはこちらだけの話でもなく、どこだったか「まず初めにお金の話になる」という所があると目にした事があります。
観客動員数もグッズ等の売上も水もの。ちょっとでもイメージダウンになれば、すぐに数は減ると思います。売上・利益が減れば使える経費も少なくなり、選手強化ができなくなる。そうすればチームは勝てなくなり、低迷する。特にJ2は目の前に、「JFLとの入れ替え」「プロかアマかの戦い」が待っています。有名選手を取って欲しいという事ではなく、Jクラブは地域・ファンの声をよく聞き、売上至上主義ではない、イメージアップに貢献できる立派な活動を行うべきだと思います。
去年の某黄色いチームを見ていると、降格するのはあっという間だという事がよくわかります。22チームが確定してから手を打てばいいやという考え方があるのかもしれませんが、危機感は他のチームも一緒です。「この時」が来てから動き出せばいいのか、何年もかけた形がいいのか。J2でも他のクラブ(同期含む)では、「本気」の手を打って「J1を目指す」と標榜しているところを目にします。それくらいでJ2の中位に行けるのかなと思ってみたり。また、そのあたりも紹介したいと思います。