J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ〜

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

新潟・スポーツの理想郷へ12

 事例紹介コラムです。
 Jクラブの付加価値シリーズ9チーム目ですが、こちらのクラブを忘れておりました。地方クラブの雄、クラブの集合体という形ですが、Jリーグ百年構想の一つの姿を営まれているグループで、今まで岡山も含めて多くのJクラブがお手本にしてきました。当ブログとしては、全市町村に後援会支部会があり、人と金の集中システムができている新潟さんは、後援会の理想像です。応援団・浅口が組織されていった時に意識していたのも事実。当ブログでの評価ポイントでじっくり分析しています。あくまで個人的な論調ですが、参考にご覧下さい。

【Jクラブの付加価値】
<ハード面>
1)サッカー専用スタジアム
 サッカー専用ではない、デンカビッグスワンスタジアムがホームスタジアム。'09年の国体開催に備えて、3万人規模のスタジアムとして設計されたが、'02年の日韓W杯の会場に決定したため、4万人規模の設計に差し替えて建設。アクセスとしては最寄駅からは徒歩のみでは行けず、公共バス等を利用。駅から徒歩で行けないのに、その集客力は素晴らしいです。公式HPによると、試合開催時は駐車場が約5,500台分あるようです。Jリーグの試合は昔から「電車で行くもの」と思っていましたが、新潟さんは「車で行ける」ところのようですね。
スタジアムのアクセスと観客数:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111113
             
2)専用練習場
 新潟聖籠スポーツセンター「アルビレッジ」になります。J1新潟の他に、レディース、JAPANサッカーカレッジ、下部組織などが練習場として使用。クラブハウスの他に、サッカー場が6つ(天然芝4・人工芝2)やフットサル場を完備。「アルビレックス新潟クラブハウスレストラン ORANGE CAFE」というレストランがクラブハウスに隣接され、「選手と同じランチが食べられるレストラン」として親しまれています。駐車場も845台分あるそうで、車で気軽に練習を観に行けますね。
3)アカデミー
 U-18、U-15の他に、普及組織として新潟市内を中心に、聖籠、長岡、刈羽・柏崎に9つのスクール(新潟地区(新潟市、聖籠町)7校/中越地区(長岡、刈羽・柏崎)2校)を展開。スクール育成普及部でブログをされていますね。J1柏もそうですが、アカデミーがしっかりしているところは、きちんと情報公開ができていますね。今年4月に、既存の会員組織「アルビレックス新潟サポーターズクラブ」から移行した「アルビレックス新潟ドリームクラブ」の中に、「ゆめサポートメンバー」が設立され、幅広く育成部分を支援されています。
 他、実質的な下部組織として、アルビレックス新潟シンガポール、アルビレックス新潟バルセロナ、アルビレックス新潟プノンペン、JAPANサッカーカレッジ、開志学園高等学校JAPANサッカーカレッジ高等部があるようです。
     

4)後援会等支援組織(チェック機能)
 「アルビレックス新潟後援会」があり、'94年に前身「アルビレオ新潟FC」の支援活動と、新潟県内におけるサッカーの発展、スポーツの振興を図ることを目的として設立。設立当時の会員数は個人会員109人、法人会員28社、特別賛助会員34社。'14年現在で、個人会員9,022人、法人会員942社を数えるクラブ支援団体となっています。また、新潟県内に40地区、県外に3地区の地区後援会組織があり、各地区の後援会ではホームゲームの観戦ツアーや、地区総会などの活動を通し、クラブを支援。
アルビレックス新潟後援会公式HP:http://www.love-albirex.com/
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131206
    
5)選手会活動 
 アルビレックス新潟選手会があり、学校訪問や福祉施設訪問、イベント等での「選手会チャリティーオークション」を実施されています。特に昨シーズンは地域貢献への強い思いから、クラブパートナーであるデイサービスセンターを3選手が訪問しています。こちらの選手会では'08年の新潟県中越沖地震の時に、試合会場での義援金募金や選手グッズオークション、地域でのお祭りへのメッセージなど、さまざまな活動を実施。
 被災地訪問などのいい活動も、ちょっと1回行ってみたではなく、継続性が必要でしょう。1回だけでは記憶に残りませんが、どこかの部分で継続したらずっと記憶に残る事でしょう。

<ソフト面>
1)情報公開(役員名簿や出資社などの経営面)
 「会社概要」ページに、資本金、運営会社の組織図、役員名簿がキチンと情報報開示されています。役員名簿を見ると、どちらかというとスポンサー企業のカラーが強いですが、何よりキチンと情報開示されているところが素晴らしいです。こういう部分の情報公開がほとんど行われないクラブもある中で。
2)情報公開(SNS等による情報開示)
 公式YouTube公式フェイスブックページ公式Google+があります。ブログも「ブログ一覧」ページに注目です。溜息が出るくらいに素晴らしいですね。ボランティアブログも貼られていますが、ボランティアブログの有無が一つの指標かもしれませんね。ちなみにLINEは会員(友達)しか閲覧できない媒体なので、説明は省略させていただきます。情報開示・公開に積極的なJクラブの違いを見せつけられました。   
3)スタジアムイベント
 さすが、異競技交流が進んでいるクラブとして、こちらの主催試合では、同じ「アルビレックス」を冠したチームが次々と来場して、交流PRをされ、野球チームは体験コーナーブースを設けられています。
 他、公式HPを観たら、スタグルもご当地グルメののれん街らしく、とてもクオリティが高いです(また別途紹介)。時には他クラブのスタグルの出張販売もあるそうで、ホーム川崎戦では、あの「川崎ちゃんこ」が来てくれたとか。スタグルに「地元業者本位」という価値観があるとしたら、こちらは薄いのでしょうか。
 他には、「アルビレックス新潟SMILEスタジアム計画!~いっしょに日本一のスタジアムをつくりましょう~」という事で、チームを応援するメッセージと写真撮影コーナーを設置されています。また、JAXA(宇宙航空研究開発機構)への参画企画もあります。全体的には川崎さんにカラーが近いと思います。
             

4)広報誌
 会員限定の無料広報誌「アシストプレスAlbirex」と女性サポーター向け「Lプレス」が発刊されていましたが、「Lプレス」を含めたページ構成で電子書籍化されたようです。
J1新潟公式HP該当ページ:http://mixpaper.jp/albirex/

5)協賛店制度(サポートショップ制度)
 クラブ会報誌“アシストプレスアルビレックス”にクーポン広告を掲載される「サポートショップ」があります。  
6)地域の後援会組織
 新潟県内に40地区、県外に3地区の地区後援会組織があり、各地区の後援会ではホームゲームの観戦ツアーや、地区総会などの活動を通し、クラブを支援。県外の地区後援会では、東北(郡山)、首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨木・長野・静岡)、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山・岡山)が組織されています。何と、岡山にも新潟さんの地区後援会があるのですね。一度お話を聞いてみたいところです。
7)サポーターカンファレンス 
 クラブ主催で、「アルビレックス新潟サポーターカンファレンス」というサポカンが実施されています。直近では今年2月にホームスタジアム会議室で、定員100名で開催され、キチンと議事録が情報開示されています。クラブ主催のサポカンというのは現在、どこでも当たり前のように開催されていますね。

<ハート面>
1)Jリーグ百年構想
 こちらのクラブは、「新潟アルビレックスBB」「アルビレックスチアリーダース」「チームアルビレックス新潟」「新潟アルビレックスランニングクラブ」「新潟アルビレックスベースボール・クラブ」「アルビレックスレーシングチーム」とともにNSGグループでアルビレックスグループを形成され、Jリーグ百年構想の老舗として異競技交流を実施されています。いろいろと活動されていますが、最近では、新潟市民のためのアルビレックスによる子ども向けフィットネスクラブ「オールアルビレックス・スポーツクラブ」を運営されています。新潟さんは立ち止まる事なく、100年残るスポーツ文化を構築されていっていますね。  
2)東日本復興支援
 東日本大震災復興支援事業「2014がんばろう東北 SMILE PROJECT」で主に招待事業をされています。ホーム3試合で、岩手県のサッカーチーム所属の小学生を毎回約40名を招待され、岩手県サッカー協会、グルージャ盛岡・鳴尾直軌監督と連携して実施されています。また、「TEAM AS ONE  東日本大震災復興支援募金」を実施され、ホームゲーム全試合において募金箱を設置され、公式HPで毎回キチンと告知されています。
3)選手による社会貢献活動
 トップチーム選手が新潟市や長岡市の小学校を訪問し、児童とサッカーを通じて交流する「小学校訪問事業」を実施されています。他に、来場ポイントの高いサポーター向けに「選手のご自宅訪問」という活動もされています。
選手による学校訪問関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131124

4)市町村デー
 見当たらず。
5)ファン・サポーターとの交流イベント
 面白い企画に「アルビレックス新潟サポーター検定」があります。J1昇格10周年という事で、Jリーグの戦いやクラブの歴史への知識を深める目的で会場試験またはインターネット試験で実施。ファン感謝イベントとしては「サマーフェスタ」をホームスタジアムで実施しており、特に選手自ら飲食売店に立ち、来場者に選手企画のオリジナルメニューを提供する「選手プロデュースグルメ」が面白いです。
 キックオフイベントとしては、毎年1月に「シーズン激励会」を一般のファン・サポーター対象(後援会員先行発売)に開催されています。
   
 という事で、Jクラブの付加価値でした。さすが新潟さんという内容でした。あくまで個人的な勝手な評価ですが、この辺ができていないと、いくら今盛り上がっていてもそれは「一時の出来事」で、100年は続かないかなと個人的に思っています。そういえば、ファジアーノも法人化した頃(2006年?)に商工会議所関係と新潟さんへ視察へ行かれたと聞いています。新潟さんのどの部分が現在取り入れられているのか知りたいところです。
 新潟さんといえば、去年まで在籍した川又選手が活躍していますね。個人的予想では新監督に代表チームに呼ばれるのではないかと思っています。去年はJ2降格圏に近づいてヒヤヒヤしましたが、地方クラブの雄としていつまでもJ1を席巻する存在であって下さい。
「Jクラブの付加価値」全体:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
 〃J1・C大阪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
 〃 J1浦和:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140119

 〃 J1川崎:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130825
 〃 J1甲府:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130811
 〃 J3鳥取:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121021
 〃 J2湘南:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120123
 〃 J1仙台:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111230
 〃 J2松本:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
 〃 J1柏:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111126 
J1新潟関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140109
   〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330

   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130330
   〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130118
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080221 
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071224
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060722
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060309
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051229
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050919