J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ〜

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

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 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのJ1昇格プレーオフ決勝のPVに参加してきました。今シーズンがすべて終了したという事で、まずは岩政主将ほか選手など現場組のみなさん、いろいろなところで応援されたファン・サポーターの皆さん、フロント陣お疲れ様でした。残念な結果となりましたが、次への糧となったと思います。
 昨日のPV会場は、Cスタと奉還町りぶら、NHK岡山局の3か所。先週のようにウオーキングかと思っていましたが、Cスタから回るのは大変なので、昨日はCスタでじっくり観戦することにしました。この日は出張帰りで雨天気。15時に人見絹江像前に集合で、集まってきたのはFSSの森氏と隅氏、遅れて山やん君でしたが、もつ鍋氏が早めに行って席を確保した一報が入る。ウロウロするもつ鍋氏にこの日は感謝。
   
 Aゲートから入場しようとすると、ボランティアビブスを来たスタッフ発見。ん?FSSが来ているの?と思ったら、1週間前にコンベンションセンターでお会いした、岡山市スポーツ振興課Y氏の姿。どうやら岡山市役所の方々の模様。席はメインの上の方の白いテーブルがある記者席。なかなかこういう席で観戦する事がないので、面白かったです。Cスタのオーロラビジョンに中継映像が流れます。メインの上から観ると、やや画面が小さいですが、全然OKです。あと、モニターに破損している液晶があるのか、画像の部分部分で色傷が見られました。
 セレッソさんの全選手達が背番号9番のユニで入場。先の航空機事故で亡くなった元セレッソのケンペス選手への哀悼シーンです。全世界の試合会場と同様に黙とうを捧げました。
   
 試合の方ですが、発表になった先発メンバーを観て、豊川選手が先発。豊川選手が活躍するのは途中出場が多く、先発してヒーローになった試合は余り思い当たらず、ここでまずい予感が脳裏をよぎる。押谷選手はインフルエンザだとか。山雅さんは同じカウンターサッカーなので、相性も良かったですが、セレッソさんはポゼッションサッカーで、足元も上手い。何しろ代表選手も1人いる訳ですから弱い訳がない。ポゼッションがうまい相手を苦手として、足元の技術が低い岡山にはしんどい試合になりそうだなと思っていました。その後も自分の頭では、「大熊監督は退任」「プレーオフ初参加チームはすべて昇格」など、いろんなジンクス的な情報が駆け巡っていました。結局は目の前の戦いしかないのですが。
 前半、岩政選手の惜しい高いヘッドのシーンがありましたが、あれが入っていたらまた違う結果になっていたかもしれません。後半混戦から先制され、その後は守られて、1点を奪えないまま試合終了です。0-1の完敗でした。昨日の試合運びを観ると、力の差は歴然。
   
 ネットの戦評です。
  岡山が前に出ずに守りから入ったことで、セレッソさんはやるべきことが明確に。パスをつないでポゼッションを高めながら、スリッピーなピッチを生かして積極的にミドルを放つ。そのこぼれ球を狙いたかったが、シュートを枠に飛ばせずにいると、セットプレーからピンチに。後半7分にCKの混戦から決められて決勝点に。球際や攻守の切り替えで岡山に良さを出させず、3年ぶりのJ1復帰を達成。
      
 続いて、今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ雨中の奮闘 悲願目前力尽く」というタイトルの記事の戦評です。
 今日の山陽新聞は気合が入っていました。1面に「ファジJ1逃す」、最後の社会面に「3,500人涙と感謝」という記事だけでなく、真ん中に「今季戦いの跡」という4ページの特集記事がありました。
 流れは岡山に傾きつつあり、劣勢の前半を無失点でしのいだものの、後半の立ち上がりで立て続けに惜しいシュートして押し気味で、プラン通りの「終盤勝負」に持ち込めそうだった後半7分、CKからゴール前のこぼれ球を混戦から蹴り込まれて決勝点を奪われた。鉄壁の守備に生じた一瞬の隙。セカンドボールを拾えず、相手の泥臭い守備を崩し切れずに有効な攻め手を欠き、得意のセットプレーや終盤のパワープレーも実らず。セレッソさんは手堅く試合を運び、少ない決定機をものにし、守備も安定。ソウザ選手は攻守に出色の出来。 
   
 今季、岡山は初のPO進出、準決勝での勝利など、歴史を塗り替える躍動だったが、1位札幌とは勝ち点20差と大きな開きがあったのも事実。悲願のJ1まであと1勝、この悔しさをチームの成長の糧としなければならないと締めくくっていました。
 岩政選手は「隙が多かった。細かいところを突き詰めるのが大事と厳しく言ってきたが結果的にできていなかった」と総括。「J1昇格できたらもう1年岡山でやるつもりだった。 今後はサッカーの継続も含めてよく考えたい」と進退について慎重な言い回し。
   
 現地に行ったサポーターは約3,500人。CスタでのPVに詰め替えたのは約2,800人。奉還町りぶらでも約100人が観戦したそうです。試合を観終わった感想は、悔しいがセレッソさんとの力量の差を感じた試合でもあったという事です。ネット等でのファン・サポーターの反応も力負けにさばさばした印象が多かったかな。当ブログでももし押谷選手が先発、豊川選手が途中出場だったら、前半の岩政選手のヘッドが決まっていたら、相手が京都さんだったらとたらればが出てきますが、矢島選手の「まだJ1に行くには早いと言われている気がする」というコメントにもあるように、当ブログも結果論になりますが、「J1はまだ早い」とサッカーの神様の声が聞こえた気がします。
 当ブログが以前から言うように、プレーオフでの昇格は、PO昇格組のその後の惨状を観るように行くも地獄。J1昇格は絶対にJ2優勝、しかもぶっちぎりで上がって初めて、J1残留できるものと考えます。また、いくら現場に力があっても運営面ではフロント主導ではなく、地域全体の後押しが無いと長続きしません。百年は続かないのではないでしょうか。理想はカープ。あれくらいの県民運動が起こってこそ、J1にふさわしいチームだと。地域の宝、地域に根差した公共財になってこそ、J1にふさわしいクラブだと思います。PVの最後に、フロント社員らしい人物が挨拶を行っていましたが、「J1だったらあそこでの挨拶は後援会長だろう。それがJ1にふさわしいクラブ。いくらフロント主導で平均1万人達成できても、未来に続く意味は余り無い」と手厳しい言葉が飛んでいました。 
   
 今回のプレーオフ決勝進出は素晴らしい功績で、岡山の力量を全国に示した快挙だと思います。しかし、最後はJ1にはまだ早かったという結果に終わりました。来季はプレーオフの廃止、選手の動向など今後はいろいろニュースが出てくると思いますが、当ブログでも今後は「J1にふさわしいクラブとは何か」というテーマにこだわって記事を作り続けていきたいと思っています。くれぐれも「2016年がJ1に最も近づいた瞬間だった」という事にならないように。
 さて、来週はファン感。そして、シーズンが終わったという事で、今度はサポカンが待ち遠しいですね。まさか去年だけの開催という事はないでしょうから。皆様お疲れ様でした。