リスペクトコラムです。
少し遅い話題となりました。当ブログでも昔から取り上げてきたビデオ判定、サッカーではVARです。本来ならば今季Jリーグで初導入だったはずが、コロナ禍で見合されました。昨季何度も発生した深刻な誤審も、今季は目立った誤審を何とか防げたようです。その中でのACLでの誤審騒動です。

【疑惑判定連発…ACLで露呈したアジアにおけるVAR運用の限界】
「1点リードで迎えた後半30分、中盤でMF安井拓也(22)のボールカットからパスをつなぎ、最後はFW佐々木大樹(21)が競り勝って勝敗を決める2点目を挙げたかに思われた。だがVAR検証の結果、安井のファウルがとられてノーゴール。その5分後には蔚山が左に展開し、クロスからの流れでゴールネットを揺らされながらも副審がオフサイドフラッグを上げ、ノーゴールとなるはずだった。しかし、VAR検証で今度はこのゴールが認められ、試合は1―1となった。結局、神戸は延長後半にPKを献上してまさかの逆転負け。」
「VARはゴールにかかわる場面や重大な反則があったと思われるシーンに対し、複数のカメラ映像をもとにVAR担当の審判がチェック。主審に『助言』という形で判定を促すというものだが、運用されている各国リーグなどでは今でも選手や監督側から疑問や不満の声が絶えない。
今回の神戸の件で一番の問題となったのは、主審の判断力と言ってもいい。VARはあくまで『テクノロジーの目』としての位置づけで、最終的には主審の判断で全てが決まる。安井のプレーにしても、そこまでさかのぼる必要があったのか。さらに蔚山のオフサイドが覆ってゴール判定となった件も、左サイドにボールが出た時点で中央にいた神戸DFとのラインのズレを確認できていたのか。どんなに有能な機械を装備していても、運用する人間が使いこなせなければ、何の役にも立たない。もともと世界的にレベルが低いとされるアジアの審判(VAR審判も含む)が、最新テクノロジーに追いついていないことだけが浮き彫りになった。
ちなみに今回の主審、バーレーン人のナワフ・シュクララ氏(44)は2011年11月15日に北朝鮮・平壌で行われたW杯アジア3次予選の北朝鮮―日本戦でも笛を吹いていた審判。その試合、日本は北朝鮮に0―1で敗れている。9年の歳月を経て、日本勢は因縁の審判にまたも敗戦のホイッスルを聞かされる結果となった。」
引用:東スポWeb
該当動画:J1神戸YouTubeチャンネル「ACL「ハイライト」
動画を何度も観てみました。何とも言えません。日本協会からも抗議を申し入れたようですが、確かに日本側の主張もわからなくはありません。あと言えるのは中東の笛の部分もあったのかなと。両チームとも東アジアなので直接関係は無いと思いますが、アジアの審判(VAR含む)のレベルの低さが浮き彫りになりました。じゃあ日本のレベルはどうなのかという事になりますが、実戦でほとんど試されていません。

【ACL蔚山戦VARの疑惑/六川亨の日本サッカーの歩み】
「蔚山の同点ゴール、左サイドを抜け出たキム・インソンか、それともユン・ビッカラムのシュートをゴール前でコースを変えて押し込んだヨハンセンか、どちらがオフサイドでアシスタントレフェリーは旗を上げたのかVTRを見る限りはわからなかった。しかしリプレーを見る限り、キム・インソンはオンサイドに見えたし、ヨハンセンもマーカーと並んでいるように見えた。というより、VTRのカメラの位置から判断するのは難しく、タッチラインから撮影された映像でないと正確なジャッジは下せない。このためオフサイド(ゴール)かどうかの判断に関してVARがレビューを求めたのは適切なジャッジだったし、映像による検証の結果、主審がゴールと認めたのだから従うしかない。
問題は神戸の2点目、佐々木のゴールだ。ご存じのようにVARは次の4つのケースで適用される。
ゴールかどうか(ゴールに結びつくプレーも含む) PKかどうか 一発レッドかどうか 間違った選手への退場処分と警告処分
ハーフライン付近でボールを奪った安井が攻撃の起点となり、ドウグラスのドリブルによるカウンターから最後は佐々木が押し込んだ、鮮やかなゴールだった。一連のプレーで主審は笛を吹くことなく、一度は佐々木のゴールを認めた。
ところがVARは1)の事象から主審にレビューを求めた。最初は正直、どのプレーが問題になったのかわからなかった。そして問題があるとすれば安井のプレーで、そこまで遡るのかと思ったが、それはそれで仕方がない。ところが繰り返されたリプレーを観ても、どれが反則なのか理解に苦しんだ。
安井のプレーが反則なら、韓国人選手のボディーコンタクトはほとんど反則と言っていいくらいだ。結果として神戸の2点目は取り消され、その後の失点により試合は延長戦に突入した。
VARがレビューを求めても、最終決定は主審である。そしてVARはその頭文字が示す通りあくまで『アシスタントレフェリー』だ。その目的は『最小限の干渉で最大の利益を得ること』にある。しかしながら蔚山戦は、主審とVARの立場が逆転したような印象を受けた。VARは上記4プレーしか介入できないため、佐々木のゴールに『余計な干渉」をしてきた。にもかかわらず主審はVARの干渉を受け入れてジャッジを覆した(と感じられてならない)。」
引用:超WORLDサッカー!
どれが反則なのかわからないまま終わってしまうのはどうなのか。安井選手のプレーが本当に該当するのか。他のスポーツのビデオ判定も観ている者としては、元々サッカーのVARは本当に完璧なのかといつも思います。バレーやテニス、ラグビーではビデオ判定がすべて。主審は2番目の立場です。でもサッカーはそれが逆。最後の主審のジャッジがおかしければビデオ判定の意味が無くなる。今回のACLの判定でも主審とVARとどっちの力が強かったのかよくわからない。一層の事、VARの決定に主審は従うとルールを厳格に決め切ってはいかがでしょうか。
サッカーはなかなか途切れない競技なので、流れの中でいかに誤審をあぶりだして防ぐかですが、これも当ブログの持論は「チャレンジ制の導入」です。チャレンジ制を導入している他競技でビデオ判定でもめるシーンは見た事がありません。審判の立場、流れを切ったら雰囲気が崩れるなどの意見があるようですが、個人的にはこれ以上、ビデオ判定でもめるのを見たくありませんね。ちなみにJリーグの今季の導入見送りは、VARの密回避の理由もあるそうです。そんな中物騒な報道が流れました。
【神戸の蔚山戦“幻のゴール”に日本が抗議文! ACLで現代グループの“疑惑”再び】
「AFCでは、2016年大会で優勝した全北現代(韓国)が13年に審判を買収したことが発覚し、17年のACL出場権を剥奪されている。全北現代は裁定に納得できず、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)へ異議を申し立てたが却下された。今回VAR判定に救われた蔚山も全北と同じ現代グループがスポンサー。こういった経緯があるだけに、日本協会と神戸は疑惑の目を向けるのも無理はないところだ。
日本協会・川淵三郎キャプテン(84)も自身のツイッターで『ファウルと問題提起したVAR担当、そしてそれを否定せず認めた審判に大きな問題がある』と発信。ACLは毎年疑惑の判定が話題になる。しかしAFCのルールが『審判の判定に対する抗議は認めない』では、世界においていかれるだけだ。」
引用:夕刊フジ
これはビックリしました。そこかいと。疑惑といえども買収というのは穏やかではありません。買収となるとVAR論議を超えた話になってきます。買収疑惑が見えてきたから抗議に至ったのか。五輪にしろ、この買収問題は何とかなりませんかね。東京五輪でロシアが国として出場できなくなりましたが、買収とかも厳罰に処して二度と買収に動けないように手を打つべきですね。チームの責任ではなく、ナショナルリーグかその国協会の責任にまで引き上げるとか。
ちなみに蔚山はACL決勝に勝ち、優勝されました。おめでとうございます。CWCにアジア代表で出てきますね。来年は再び日本開催です。その時はアジア代表でもJクラブを観たいものです。
VAR関連⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200209
〃 ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200204
〃 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190928
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190523
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190511
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180830
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912
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