留守録TV観戦レポです。
ラグビー日本代表・エディージャパンのリポビタンDチャレンジカップの豪州戦(ワラビーズ)です。世界ランクでは豪州は7位(日本は3位)。W杯2回優勝で2年後のW杯開催国。12月3日に、その時点での世界ランクに基づき、2027年豪州W杯のプール組分け抽選会が行われるそうで、史上初・出場24チーム決定後に実施され、4チーム×6プール、各プール上位2チーム・3位のうち上位4チームが決勝Tに進出するとか。豪州とは過去6戦勝利無しです。おっと確か豪州といえばエディーHCが以前に指揮を執っていたが、ダメ(史上初の予選プール敗退)だった国だ。かなり因縁の深い相手ですね。会場は国立。

キックオフ。すぐにスティール(ジャッカル)されました。石田選手はステップが光る。切れ味抜群の「忍者ステップ」でHCから「メッシみたい」と言われているとか。江良選手がジャッカル仕返しました。TKストレート出ましたと解説。スクラムでのルーティンで、TKこと竹内選手が軸を確認してスクラムに入っていく時のポーズ。雄叫びにも注目と出ました。今回いろいろ目新しい情報が出てきます。
日本のスクラムは低い。リーチ選手がボールを持ったら、客席から「リーチ!」のコールも聞こえます。豪州は1人負傷交代。今のところ崩されていないし、いい戦いっぷりを見せています。

しかしラグビーの客席は静かですね。チャントが無く、拍手くらいか。やはり、アドバンテージが出る、消えるというのがわからない。2つのファウルから接近され、最後はパワーでトライを奪われる。0-5 コンバージョンで0-7 W杯のプール組分けで12位に入っていると有利になると解説。11月は強化試合が多いようです。
日本は反則が続いています。モールから押し込まれて1mまで詰められるが、頑張って粘って守る。イエローカードで1人退場。リーチ選手が守り切りました。よく守りましたね。リーチ選手は90キャップ(史上2人目)になるそうです。

この日の主将はディアンズ選手。リーチ選手がキャプテンシーを絶賛し、HCに推薦したとか。ペナルティキックをゲットし、李選手がきっちり決める。3-7 おっと、少しのズレを狙われて、抜けられてあっという間にトライを奪われる。3-12 コンバージョンで3-14 雨の中ボールが滑っているようです。豪州はラインアウトの守備が上手く、何度もスティールして自信を持っています。
石田選手は和製コルビと言われているそう0「ですが、コルビって誰?になります。チェスリン・コルビ選手は南アフリカ代表で、現在は東京サントリーに所属。竹内選手、10分間のシンビン(退場)。TMO(ビデオ判定)ですが、審判は大型ビジョンを観ています。トライかどうかの判定でしたが結果はノートライ。ラインアウトからモールになり、TMOになった選手にトライを決められる。ここで、ラインアウトでオブストラクションがあったかもしれないという事で、またTMO。またしてもノートライ。また救われました。でも劣勢は続く。日本がボール保持。豪州も反則してこなくなりました。ホーンが鳴り、プレーを切られて前半終了。

後半スタート。雨足が強くなっており、芝生が重くなっています。後半から豪州が仕掛けてきたと解説されていますが、ギアを上げてきたという事なのか。主なラグビー用語の変更があったようです。以下の4つ。
・ノックオン → ノックフォワード ・ジャッカル → スティール
・ゴールライン→ トライライン ・インゴールエリア→ トライエリア/ゾーン
わかりやすくという事ですが、TVドラマにも出てきた「ジャッカル」が消えちゃうのはちょっと残念かな。超速ラグビーの申し子と言われる藤原選手のビッグプレー。サイドを抜けてラインアウトを奪うが、ボールを奪われる。キックパスからトライエリアに迫るが、弾き飛ばされて奪われる。

組合せ抽選会でのポイントの関係で15点差以上を付けて豪州は勝ちたいそうです。だからトライを狙ってきていると。相手ペナルティからラインアウトでトライエリアに迫り、竹内選手が見事トライ! 8-14、コンバージョンは×。竹内選手がトライを取るとチームが乗ると解説。豪州はフィジカル勝負に来ています。
今度はファウルからラインアウト、その後モールでそのまま押し込まれてトライ。8-19 コンバージョンは×。キックで前へ出してスクラム。抜けてこぼれ球からトライを決める。13-19 コンバージョンで15-19 50年勝てていないと解説が連呼。日本テンポが出てきている。豪州はお疲れか。確かに動きが鈍くなっているように見える。
パスワークで超速ラグビーの片鱗が見えました。オフロードパスもあったな。8月からの若い新主将のワーナー・ディアンズ選手はNZ出身で流経大柏高卒業のまだ23。28キャップで今季ハリケーンズ(NZ)加入。今年は代表全試合フル出場。
豪州は相変わらずファウルしてくれません。勝負どころでいいプレーしてきます。最後は豪州の時間が続き、ボールをこのままキープし続けようというプレーをしてくる日本はファウルをせずにボールを奪いたい。ホーンが鳴り、蹴り出してノーサイド。結果的には惜しいスコアで終わりました。
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